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コラム  ”レストアもまた 楽し” 2ページ

 こちらの写真は この正月に晴れて完成となった F-100D スーパーセイバーで  1/100の タカラから発売されたモデルである。筆塗りでベトナム迷彩を施し、タミヤ1/100のF105から流用したデカールを貼ったもの。
といっても、この機体もレストアである。
このタカラの1/100シリーズは約20年前に、エリア88シリーズとして発売されていたため、スタイルはよかったが現在は絶版となっている貴重なものなのだ。 
 20年前に作った当時は下の写真のように、バニーちゃんと3つのハートをつけて、ミッキーの乗るエリア88砂漠迷彩機としていた。これはこれで、魅力的な塗装だったが、よる年波に勝てず、デカールも痛み、各部が壊れてきて、修理が必要となった。 といっても、今更、バニーちゃんのデカールが入手できるはずもない。
 それで、1/100現用機のデカールストックをながめていると 
 ちょうど タミヤサンダーチーフのデカールが目についたので、むらっとベトナム機の塗装にしてみようと思い立ったのだ。
 もちろん、F100がRMのテイルコードをつけたことはないだろう。でも 構わないのだ。そんな小さなことをいまどきの展示会で指摘するマニアック資料派モデラーもそうは生息してはおるまい。
 というわけで、それらしくマークを貼り、機首のアンテナを金属パイプと洋白線で作り直し、完成と相成ったわけである。

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